大寒波の中で......(大分県別府市 城島高原ホテル)

時は昨年12月、日本列島全域は大寒波に覆われ、九州でも気象台から大雪への注意が呼びかけられるなど厳しい天候となりました。

これは、そんな中で何故か一泊旅行に出かけてしまった九州人の記録。

 

朝起きると寒波と降雪の峠は越したらしく、明日にかけて天候は回復の見込みとのことだったため、予定通り自宅を出発。

歩道や道路脇には雪が残るものの、車道は基本的に解け切っており、大きな遅れもなく順調に城島高原へと向かいます。

昼食を摂る予定だった店が空いていないトラブルはあったものの、基本的は順調に進んでいた......のだが後少しのところで特大級の問題が発生。

標高が高くなり、城島高原に近づくにつれて道路は真っ白になり、不安が募る中走っていると、なんと立ち往生が発生し、完全に身動きが取れない状態になってしまったのである。

セダンの更に前方で2台の乗用車が立ち往生
結構急な下り勾配で、引き返すことも困難

待てども待てども解消する気配がなく、遂には警察までやって来た。

融雪剤散布と交通整理を行うので、事故防止のため動かないでほしいとのこと。

因みにこの時の外気温はマイナス3度!!

車の暖房を効かせて待つが、やっぱり動く気配がない。

日も暮れてきたところで、やっとこさ警察から許可が出たので恐る恐る走行。

融雪剤の効果もあり、今度は問題なく走行出来たのは良いのだが、結局予定より3時間程度遅れて到着したのであった......

完全に日没後の到着に......

這々の体でチェックインを済ませ、時間も押していることから早速温泉に入ります。

公式HPより

温泉は単純泉で、水温は熱くもなく温くもない塩梅。内湯の広さはホテルの規模相応といったところでしょうか。

露天風呂はちょっと狭め。水温は夏なら丁度良いのでしょうが、真冬だとちょっと温く感じるかもしれません。

なんたって周囲は氷点下。濡れた髪が凍ってしまう程の寒さなのですから。

 

さて、温泉を済ませて一息付くと、次は夕食です。

ここのホテルは基本的に朝夜ともバイキング形式で、確か90分制限だったと思います。

味はまあまあ。お肉なんかはこのクラスのホテルバイキングにしては頑張っている方なんじゃないでしょうか。

全国旅行支援のクーポンがあったのでアルコールも頼み、満腹になるまで頂きました。

 

食事も済ませばようやくゆっくり過ごす時間ですが、この日はW杯決勝。

酒を片手に友人たちとボイスチャットで盛り上がりながら、結局最後のPK戦までバッチリ観戦しました。

フランスのエムバペは大車輪の活躍でしたし、アルゼンチンは連携がすごかったですね。あのカウンターは見ていてめちゃくちゃ気持ちよかったです。

 

朝起きると以外にも降雪はそこまで無かったようで、昨日ほど雪は積もっていません。

陽も暖かく、昨日のようなトラブルも無く無事に帰路につきました。

 

帰りは日田の麺家さくらで昼食を食べて帰りました
あの寒波の中でも満席でびっくり

いやー、今回はほんとに大誤算でした。まあいい勉強になったので良しとしておきましょうかね。

因みに平日割引+全国旅行支援のお陰で宿泊費は朝夕付で6,000円と破格のお値段でした(しかも3,000円のクーポン付き)。

 

☆今回のスポット

www.kijimakogen-hotel.jp

六連星のぶらり旅~うどん・そば編~ 麺家さくら(大分県日田市)

今回友人達とやってきたのは大分県は日田市にある「麺家 さくら」。

東峰村方面から日田市北部の山間を抜けた県道671号沿いにあるこの店は、周囲が農地に囲まれた立地にも関わらず、お昼時には駐車場は満車、外のベンチに複数グループが待っているのもザラという人気店です。

今回はそれを見越してピーク前に来たつもりだったのですが、それでも10分ほど外で待つことに......

丁度人が捌けた瞬間を狙って撮影

回転率を上げるためか外で注文を聞かれたので、おろしぶっかけに山菜トッピング、かしわおにぎりを注文。

席に案内され、暫く待っているとたっぷりのおろしが乗って着丼。

山菜天かと思いきや、そのまんまの山菜でした......(美味しかったけど)

この店は以前にも来たことがあるのですが、うどんにコシがしっかりとあって中々に美味です。

かしわおにぎりはご飯がちょっと固め。東筑軒や資さんの方が好みかな。

 

ここに来た時はコシを楽しむためにぶっかけを頼んでいるのですが、友人が頼んだ全部のせの温かいうどんも中々に美味しそうです。(写真がなくてごめんなさい)

次の予定もあったので、会話も控えめにささっと食事を済ませ、店を後にしました。

日田市を訪れる際は割りと立ち寄るお店なので、皆さんにも是非オススメです。

 

☆今回のお邪魔したお店

新年でやることコンプリート

さて、ご存知の通り私は熱心な東筑軒ユーザーである。

となればやることは一つ。

新年一発目のうどんは東筑軒に決まっているのである。

と言う訳でやってきました東筑軒 折尾本社うどん店。

ピーク帯からズラしての訪問なので、特に待つこともなく入店。

一瞬何を食べるか迷ったものの、やはり新年最初ということもあり私の基本スタイルで注文。

待つこと数分で着丼。

やっぱり”これ”なんだよなぁ......

ごぼ天うどん(W)+かしわおにぎり1個、これが私の東筑軒スタイルである。

天かすと一味唐辛子を入れて早速いただきます。

うーん旨い!やっぱりこの味ですよ。

あっという間に完食し、来週は予定があって行けないなぁ......なんて思い浮かべながら店を後にしました。

 

「一年の計は東筑軒にあり」である。

 

 

過去に東筑軒についての記事を書いているのでそちらもどうぞ。

mutsuraboshi-a.hatenablog.jp

六連星のぶらり旅~温泉編~ 奥日田温泉うめひびき(大分県日田市)

正月休み最終日、翌日からの仕事に備えてリフレッシュに行ってきました。

今回やって来たのは、日田市街地から国道212号を20分程度南下した川沿いにある「奥日田温泉うめひびき」。

 

立ち寄り客専用の入り口から入り、受付を済ませます。

料金は大人1人800円、まあ妥当なところでしょう。

 

建物自体が新しく、施設内はかなりキレイで清潔感があります

脱衣所に向かうと、無料の鍵付きロッカーが備え付けられており、1人で使うには十分な大きさが確保されているのは嬉しいポイント。

しかもこのロッカー、横に若干のスペースがあり、鍵の開け締め時に小物が置けるのもポイントが高い。

(公式HPより画像転載)

服を脱ぎ、浴場に入ると大きめの内湯とサウナ、水風呂とぬる湯がそれぞれ一つずつあります。

内湯は開放感のある全面ガラス張り(公式HPより画像転載)

泉質は単純泉なので至って普通。

温度はちょっと高めで長湯をするとのぼせるかも。

 

露天風呂は日田市が誇る響渓谷が眼前に広がります。(公式HPより画像転載)

川沿いなので冬は少々寒いですが、夏に訪れた際には涼しい風が吹いていて心地よかった記憶があります。

 

1時間程度露天風呂でゆっくり過ごし、お腹も空いてきたので温泉を後にしました。(因みに、のぼせてしまったのか暫く脱衣所でダウンしていましたw)

 

湯上がりは冷えた瓶牛乳に限る!!

温泉に浸かった後は食欲!ということで、帰路にある定食屋で天ざるを頂きました。

金比羅うどん 夜明本店(日田市友田 大川平3196−1)

 

この日はめちゃくちゃ快晴でドライブ日和でした

 

☆今回お邪魔した温泉

www.umehibiki.jp

新年最初のプラネタリウム

皆様あけましておめでとうございます。

 

私は年に複数回行く程度にはプラネタリウムが好きなのですが、新年早々、福岡県は北九州市のスペースLABOに行って参りました。

年始最初の営業日ということもあり混んでいましたが、年パス所持+事前予約を済ませていた私は一瞬で受付を済ませて、プラネタリウムへと向かいます。

 

 

今回見る番組は星空さんぽ。

学芸員による45分間の当日の星空の生解説番組です。

公式HPより番組説明(右画像は児童文化科学館時代のポスター)

いやー、ほんとこの番組を残してくれてよかった!!

私は児童文化科学館時代から市のプラネタリウムに通っていたのですが、今回の移転で番組が無くなってしまうことを危惧していました。

というのも最近では高画質のプロジェクターを備え、エンターテイメント性を売りにしている施設が増えており、特定のテーマの解説や10分程度の星空解説+30分の企画番組という編成が中心になっている傾向があるからです。

 

確かに45分間丸々学芸員の解説だけというのはCG映像や音楽をふんだんに使ったものと比べるとエンターテイメント性は低く、最新機材の能力を完全に活かすことは難しいでしょう。

しかしながら、学芸員達が知識と経験でその時々の星空の素晴らしさを伝えてくれるこの番組は、いざ星空を見上げた時に空に広がる煌めきを単なる光点では無く、星の光(starlight)として見せてくれる大切な存在だと思っています。

 

閑話休題

 

五藤光学研究所 ケイロン Ⅲ
肉眼で見える恒星だけでなく、天の川や数々の星雲、星団を精密に投影する能力を持つ

さて、肝心の番組ですが、当日の星空の解説を主軸に、今日見える星座やその歴史、更には天球の星座領域分けについても言及していたのは中々面白かったです。

移転して以来、来場者が増えてしまい中々気軽には行けなくなってしまいましたが、年パスの期限もまだあることですし、今年はちょくちょく行けるといいなぁ......

右上の白い丸は日中に浮かぶ月



☆本日お邪魔したスポット

www.kitakyushuspacelabo.jp

 

2022年

早いもので今年も残すところ数時間となりました。

 

私事ではありますが、今年は、部署に配属されたばかりの後輩の指導役になるという大役を任され、果たして新社会人の彼を上手く導けているのだろうかと、度々心配になる日々でした。

上司や同僚、更に言えばその後輩本人にも助けられて、なんとか年末を迎えることが出来たのは僥倖と言ったところでしょうか。

社会人としてはまだまだひよっ子な私ですが、こうして得た経験は今後の糧になると思っています。

 

さて、今年は世間では何かと良くないニュースが続き、著名人の訃報も数多くありました。

つい今朝方も北朝鮮のミサイル発射の報道があり、今年を表すような落ち着かない年末となってしまいました。

来年は良いニュースが少しでも数多くありますことを願って、今年最後の更新とさせて頂きます。

皆様、良いお年を。また来年お会いしましょう。

 

2022年1月1日撮影 北九州市若松区 高塔山から望む若戸大橋
α6400 f/3.2,SS 1/600,ISO 100,105mm(35mm換算)

 

六連星のぶらり旅~温泉編~ 武雄温泉 大正浪漫の宿 京都屋(佐賀県武雄市)

普段は車でウロウロしている私ですが、今日は趣向を変えて電車の旅と洒落込んでみました。

☆今回のルート

直方駅

福北ゆたか線

桂川駅

筑豊本線原田線

原田駅

鹿児島本線

鳥栖駅

長崎本線佐世保線

武雄温泉駅

原田線国鉄キハ40系(8063)
古い車体ですが、冷泉峠をエンジンを唸らせて走る姿は電動車には無い魅力があります

原田線からの車窓
生憎の空模様でした
鳥栖駅で遭遇したSL人吉
退役前に見られたのは幸運でした
武雄温泉駅にて新旧かもめ
全線開通はいつになるのやら......
武雄温泉駅外観
新幹線口は今風ですが、在来線口は結構味が有って良い

さて、やって来たのは創業112年の老舗旅館「武雄温泉 大正浪漫の宿 京都屋」。

大正浪漫の宿と名乗るだけ有って館内は明治時代末期から大正時代の和洋折衷な雰囲気を意識したような内装になっています。

入浴料は大人一人で1000円。立ち寄り湯としては少々お高めですが、フェイスタオルとバスタオル付なので妥当なところでしょう。

脱衣所に向かうと浴場へ繋がる階下への階段を発見。

どうやら浴場の真上に脱衣所がある結構珍しい構造となっているみたいです。

大浴場は広めの内湯と露天風呂が一つずつ(公式HPより画像転載)

温度は適温、ちょっとヌルっとした泉質が良さげ。

街中なので景色は楽しめませんが、壁の向こうから僅かに感じる温泉街の雰囲気を楽しむのもそれはそれで乙でしょうか。

時間帯的に宿泊客もおらず、実質貸し切り状態で小一時間程ゆっくり温泉を楽しみました。

 

旅館を出るといつの間にか青空が

☆今回お邪魔したスポット

www.saga-kyotoya.jp