工事の進捗

皆さんあけましておめでとうございます。

相変わらずの亀更新ですが今年もよろしくお願いします。

 

さて新年一発目は以前話題に挙げた道路についてです。mutsuraboshi-a.hatenablog.jp

 

結構出来てますね~

フェンスの奥にある道路が今回の目的です。

こちらの道路は中貫貫弥生が丘1号線(曽根貫1号線)と言いまして、貫弥生が丘方面から曽根バイパスへと抜ける計画道路(南方朽網線の一部)として以前から少しずつ事業が行われていました。

 

これですね。

近くに住む知人から工事に進捗があったとの話を聞いたため早速行ってみた次第。

 

で、今回の工事個所は今までずっと放置されていた貫弥生が丘側の供用済み道路との接続部分です。

そして最後は接続部分の貫弥生が丘側から


こちらは中貫本町を通って貫弥生が丘で工事が止まって以来、10年以上特にこれといった動きがありません。

写真奥にある丘と畑が一向に整地される様子が無いので、もしかしたらここの用地買収が難航しているのかもしれません。

 

この部分。

近くから

ようやく用地買収が完了したのかは分かりませんが、遂に曽根・朽網側とを分断する丘を削る工事が開始していました。

いやー、ここが動き出したということはR7年度辺りに完全に供用開始されるのでは!と思ったのも束の間、反対側も確認してみたところ、こちらは特に動きなし......

やっぱり数年以内の供用開始は難しいかも......

 

トラックが1台停まっていましたが特に進展なし......

肩をがっくりと落とし、貫を後にしました。

(;´д`)トホホ......

軍郷を訪ねて

今回はちょっとマニアックな内容です。

 

 

先日関東を訪れる機会があり、折角なので横須賀へ行ってまいりました。

 

京急横須賀中央駅

京浜急行に揺られること1時間、やってきたのは横須賀中央駅

人生初の横須賀です。

 

ちょうどお昼の時間ということもあり、まず初めに腹ごしらえ。

横須賀海軍カレー本舗

まあ海軍さんのお膝元に来たわけですから海軍カレーをいただきましょう。

 

何故か耐熱容器に入れられての提供

味は.当時の味を再現しているらしく、結構甘めというかマイルドな感じです。

個人的にはもっと辛口の方が好みですが、これはこれでコクがあって良い。

お客さんも増えて来たのでちゃちゃっと食事を済ませて店を後にします。

本命はこれからです。

 

こいつです(公式HPより転載)

正確にはこの船からの景色です。

受付を済ませ、桟橋につくと早速見えてきました。

横須賀基地!!

左手が海上自衛隊、右が在日米海軍の区域

ここからは船から見えた艦艇をご紹介

 

海上自衛隊 SS(そうりゅう型またはたいげい型)

SS(潜水艦)は任務の特性上その船体には番号が書いていないため、具体的な艦名を判断することは困難です。

ただ、船尾の舵がX字状になっているため、そうりゅう型かその次級であるたいげい型であることがわかります。

 

在日米海軍 DDGアーレイバーク級(76がヒギンズ、105がデューイ)

こっちは在日米海軍のアーレイバーク級の2隻。

艦橋に特徴的な白い六角形状のものが見えますが、これはレーダーです。

こいつを載っけているのは航空機やミサイルを打ち落とすことに特化したイージス艦というタイプで、最近ニュースなどで皆様も耳にすることがあるのではないでしょうか。

やたらめったらお値段が高く、米海軍を除けば世界中の海軍には小型版のフリゲートタイプも含めてたった23隻しかいない高級品です。

米海軍にはそんな高級品を後述のタイコンデロガ級も含めて90隻前後保有しています。うーん、金持ち海軍......

因みにDDGとはDDが駆逐艦destroyer)、Gがミサイル(Guided missile)を意味しています。

海上自衛隊 DDHひゅうが型 いせ

海自護衛艦では初の全通甲板を採用したひゅうが型の2番艦。
近くで見るとやっぱりデカい!全長はなんと約200mもあります。さっきのアーレイバーク級が大体160m無いくらいですからその大きさが伺えます。

このDDHいせ、普段は長崎県佐世保基地を母港としているのですが、今日は訓練か何かで横須賀に来ていたんだとか。

因みにこれよりも更に50m程大きい、DDHいずもと云うのが横須賀には配備されているのですが、今回は豪州に遠征しているらしいとのこと。残念......

尚、DDHはDDが駆逐艦destroyer)、Hがヘリコプター(helicopter)を意味しています。

 

在日米海軍 CGタイコンデロガ級(67がシャイロー、54がアンティータム)

写真だとわかりにくいですが、DDGと同じ白い六角形が艦橋と後部構造物に確認することができますので、こちらもイージス艦

先ほどと違うのはDDGではなくCGという点。CGのCは巡洋艦cruiser)を意味しています。

 

在日米海軍 CVNニミッツ級 ロナルド・レーガン

現代海軍の花形、それが航空母艦

こいつ1隻でその辺の中小国の空軍を圧倒出来る航空戦力を有しており、お供の空母打撃群も含めると原子力潜水艦や先ほどのイージス艦まで付いてきます。

尚、くっそ強いだけあってお値段もアホみたいに高く、最新型のジェラルド・R・フォード級は1兆数千億円もするのだとか......

因みにCVNは、空母の源流が巡洋艦ということもありCが巡洋艦cruiser)で、Vが飛行(英語でaviation、仏語でvolerと諸説あり)、Nが原子力Nuclear-powered)を意味しています。

 

海上自衛隊 試験艦あすか(一枚目左)、掃海母艦うらが(一枚目右)、掃海艇ちちじま(二枚目)、掃海艇ひらど(三枚目左)、掃海艇えのしま(三枚目右)、油船40号(四枚目)

左の変わった形をしているのが試験艦「あすか」、右の全体的に箱っぽい形をしているのが掃海母艦「うらが」。

試験艦は海自の様々な装備などを載せて試験を行うための艦艇で、海自にたった一隻しかありません。先日もとある装備の実験を行って界隈をざわつかせていました。

掃海母艦と掃海艇は掃海隊群に属する艦艇で、掃海、つまり海の掃除を担当する艦艇です。まあ掃除といっても相手はゴミではなくて機雷(海の爆弾)なんですが......

油船40号は湾内などで、艦艇への燃料補給を目的として配備されています。因みに油船は「あぶらぶね」と訓読みで読むのだそう。

自衛隊というと、何かと戦闘艦艇が表舞台で取り上げられがちですが、彼らが縁の下の力持ちとして活躍しているからこそなんです。

 

海上自衛隊 SS(おやしお型)

再度、海上自衛隊の潜水艦。

こちらは船尾の舵が十字なのでおやしお型。

私の世代では潜水艦といえばおやしお型でしたね。

 

海上自衛隊 特務艦はしだて

こちらは海上自衛隊の艦艇にあって、戦闘任務とは全く無縁の艦艇です。

その正体は国内外の要人や海外の将校等を迎賓するための艦艇で、会議や会食、懇親会などを開催できるよう専用の設計がなされています。

その特殊性から海の迎賓館なんて呼ばれることもあるのだそう。

なお、災害時には医療支援や救難指揮といった任務も行うこともあるんだとか。

 

海上自衛隊 FFMもがみ型(くまの)

やたらのっぺりしているこの艦艇。

最近新設されたタイプで、負担が増大する海自において、沿岸防備や対機雷、対潜、監視等の多種多様な任務を請け負うために建造されました。

昔の沿岸防備をになっていたあぶくま型からの発展形みたいなイメージですかね。

ステルス性を非常に意識しているため見た目は似ても似つかないものになっていますが。

因みにFFMは、FFがフリゲートFrigate)、Mが機雷(Mine)や多機能(Multi-purpose)という意味です。

 

海上自衛隊 DDあさぎり型ゆうぎり(左)、とわだ型補給艦ときわ(中央)、DDGこんごう型きりしま(右)

あさぎり型は海自汎用護衛艦の第一世代の艦艇として、前級のはつゆき型と共にこれまでの護衛艦隊を支えてきた艦になります。今は旧式化も進み、各地の二桁護衛隊(昔でいうところの地方隊配備艦隊)所属として日本近海の防備の任についています。

とわだ型は、当時の外洋補給能力が極端に低かった護衛艦隊に補給艦を随伴させるために建造されました。次級のましゅう型と共に、海外派遣など外洋での活動が増える今日の海上自衛隊の活動を支えています。

こんごう型は日本初にして、世界でも米海軍以外に配備された最初のイージス艦になります。就役から30年近く経過し、老朽化や旧式化が進んで来ましたがBMD(弾道ミサイル防衛)任務や防空任務の重要性から万年金欠の自衛隊ではまだまだ最前線でこき使われそうな予感。

 

在日米海軍 宿泊艦APL-40

在日米海軍側の地域にひっそりと佇む小さなシルエット。

その就役はなんと1945年!!実は艦歴80年近い歴史ある艦艇です。

とは言っても20年以上前に自走機能は取り払われており、基本的に入渠などで将兵が一時的な生活拠点が必要な場合に宿泊施設として利用されています。

 

という訳で50分程度の旅でしたが、めっちゃ楽しかった!

三笠公園猿島編に続く......かも?

歴史を訪ねて

 

さて、今回は地元福岡から新幹線で東に460kmにある城下町姫路、更にそこから在来線で40km行った所にあります明石市へとやってまいりました。

改札画像.net様より

何のためにはるばるこんなところまでやってきたのかというと、それはここを訪れるため。

明石市天文科学館


さらにもっといえば、とある機械に会うため。

 

天文を齧っている方ならもうお気づきでしょう。

そう「イエナ」です。

正確には「カールツァイス・イエナ社製Universal23/3」。

 

 

時は日本が戦争の傷跡から大きく復興を遂げていた1960年。

まだ東西に二分されていたドイツからやってきたこの投影機は、老朽化と阪神淡路大震災を乗り越え、今や稼働するものとしては日本で最古、世界でも5番目に古いという非常に歴史的価値を持つようになりました。

 

代理店は日綿実業株式会社(現 双日株式会社)

稼働日数は驚異の23038日(2023年7月7日時点)

 

とある星の人達がいる某界隈では「イエナさん」として親しまれるこの投影機を、そして映し出される星空をこの目で見たいとずっと思っていました。

 

 

これからもその歴史と共に、美しい星空を映してくれることを願います。

 

いつかまた

科学館展望台から望む明石海峡

最寄りの人丸前駅

 

 

次の日はせっかく姫路に来たのだからと国宝姫路城を訪れました。

うーむ、立派だ......

 

 

 

☆今回お邪魔したスポット

明石市立天文科学館

www.am12.jp

姫路城

六連星のぶらり旅~うどん・そば編~ うどん さかい(北九州市小倉南区)

 

本日やってきたのは小倉南区は新道寺の麺処「うどん さかい」です。

 

こちらのお店は福岡県民が普段食べているうどんとは違い、いわゆる讃岐系の自家製麺を提供しているお店になりますが、旨けりゃなんでも良いの精神なので無問題です。

お昼時ということもあって駐車場もほぼ埋まっていましたが、ちょうど入れ替えるタイミングで車滑り込ませて店内へ。

 

人気に対して駐車場が少なめなのが難点

 

忙しそうにしている店員さんを呼び止め、早速注文。

「ちく玉ぶっかけ1つ!」

この店に来たらこのメニューは外せません。

因みにご飯物も欲しいと思っていたのですが、いなりは売り切れとのこと。残念……

 

 

待つこと数分で着丼。ここは提供スピードが早いのも良いですね。

天ぷらが冷める前にいただきます。

 

旨そー!

 

いやー、旨い!!

コシのある讃岐うどんと熱々のちくわ天、そしてトロトロのたまご天!

もう箸が止まりません。

 

個人的にはもう少し麺が冷えていたら文句なし

 

あっという間に感触してしまいました。

お腹が空いてたし大盛りでも良かったな……

 

また来ます!ごちそうさまでした!!

 

☆今回お邪魔したお店

うどん さかい

六連星のぶらり旅~温泉編~ 明礬温泉 湯の里(大分県別府市)

とある連休の晴れた日。

家に引きこもっているのも勿体ないということで知人と別府まで車を走らせてきました。

 

今日の目的地は別府市で一番標高の高い温泉地である明礬温泉。

でもってその中でも有名な「湯の里」へやってまいりました。

 

ここでは湯の花と呼ばれる硫黄華の製造が伝統的に行われており、特にわら屋根を使った製法は世界でもここ明礬地区だけなんだとか。

 

敷地内には湯の花小屋が数多く設置され、現在でも伝統的な製法が行われています

 

世界唯一のこの小屋方式から生まれる明礬温泉地区ならではの湯の花は、他生産の硫黄華とは根本的に品質が異なり、小屋方式のこの製法も世界ではここだけ。(中略)

湯の花づくりに欠かせない小屋作りは、噴気の多い場所が選ばれます。

温泉ガスが均等に小屋内で噴出できるよう栗石で石畳みを作り、この地特有の青粘土(学名・モンモリロナイト)を敷き詰め、その上に三角屋根のわら葺き小屋を建設します。

地下のガスの蒸気が栗石のすき間から青粘土の中に入り、ガス中の成分と青粘土の成分が結晶。この結晶が湯の花で、1日約1ミリずつ成長し、40~60日かけて採取、精製、乾燥して製品化されます。

※公式HPより引用

小屋の内部写真。白くなった地面が湯の花の結晶

 

さて、寄り道もそこそこに本命の温泉に向かいます。

 

 

ここ明礬温泉はの湯は白くにごり、強い酸性なのが特徴です。

実際入ってみると、なんだかお肌がツルツルになる感じ。

温度は少し温めで長風呂が出来そうで良いですね。

とまあ知人とのんびり入っていたのですが、連休ということもあって徐々に増えていき、気づけば人だらけに......

この温泉、写真だと広めに見えるんですけど、実際は人気の割には狭めなので、時間によっては窮屈かもですね。

 

お腹も空いてきたのでサクッと切り上げて撤収。

いい湯でした~。

 

因みにこの後にとり天の東洋軒に行ったのですが、なんと120分待ち(!?)とのことで敢え無く撤退することに。人気すぎですw

 

☆今回の温泉

明礬温泉 湯の里

 

 

完成が待ち遠しいです

今日は天気が良かったのでちょっとお出かけ。

もうすっかり夏ですね

まずは腹ごしらえのためにやってきたのは小倉南区にあります「黒酢チキン南蛮定食 たかもとや」。

以前から店の場所は知っていたのですが、中々行く機会もなく、せっかくなので立ち寄った次第。

グーグルマップの評価は星4.2。なんでもタルタルソースやご飯のおかわりが自由らしい。

昼時には満席になることもあるらしいのですが、この日は幸運にもお客さんが少ないタイミングだったらしく、待つこともなく店内へ。

食券を購入してトイレを済ませていると、戻ってきた時には既に配膳済み。

若干困惑しつつも、これはありがたいと早速いただきます。

 

黒酢チキン南蛮定食 880円也

うーむ、中々イケる感じ。黒酢特有の酸味が箸を進めます。

タルタルソースも主張が激しすぎず丁度良い感じ。しかもおかわり自由なのでたっぷり掛けられるのはとても良い。私タルタルソース好きなんですよね。

ただ、肉のボリュームが割りとある上に、結構衣が脂っこい感じなので人によっては後半キツいかも。

かく言う私も最後の方はちょっとキツかった(ご飯をお代わりしたのが失敗だったな......)

でも評価が高いのも頷ける美味しさでした。ごちそうさまです!

口直しに昔懐かしいジュースを

 

さてさて、腹も満たしたところで今日の本題。

そもそもなんで小倉南区貫地区に来たかという話です。

その理由はこちら!

 

結構出来てますね~

フェンスの奥にある道路が今回の目的です。

こちらの道路は中貫貫弥生が丘1号線(曽根貫1号線)と言いまして、貫弥生が丘方面から曽根バイパスへと抜ける計画道路(南方朽網線の一部)として以前から少しずつ事業が行われていました。

右下の黄色枠が当該道路(横代南町山手1号線道路改築事業の公共事業再評価より)

貫弥生が丘から延びる点線が当該道路(道路路線網図より)

で、先程の写真が曽根バイパス側から撮影したものな訳です。

この間通った際は全く気づかなかったんですけど、中々に立派な道路じゃないですか。

ただ、この部分に接続するとなると曽根バイパス側の中央分離帯をぶった切って交差点にするんですかね?朽網方面側からの接続だけにするとも思えませんし。

 

続きまして大字貫3790付近から


本来なら手前にあるコンクリート壁に繋がるはずなんですけど、こちらはまだ区画を切っただけで造成等は行われていない様子。

ただ、そのコンクリート壁の更にその先にある土地に建っていた小屋は滅失していたので止まっている訳では無いのかな?

 

以前はここに小屋が建っていました

 

そして最後は接続部分の貫弥生が丘側から


こちらは中貫本町を通って貫弥生が丘で工事が止まって以来、10年以上特にこれといった動きがありません。

写真奥にある丘と畑が一向に整地される様子が無いので、もしかしたらここの用地買収が難航しているのかもしれません。

 

とまあ色々書いてみましたが、実際のところどうなっているかなんて分からない訳でして。

事業計画にも令和5年以降完成予定という曖昧な書き方しかされていないので、実際完成するのは気の長い話になると思います。

北九州市道路整備中長期計画に基づく事業施策一覧表より

全線開通したら朽網方面へのアクセスがかなり良くなるので待ち遠しいですね。

因みにこの後調子に乗って細い田舎道を走り回ってたらバンパー下の整流板を擦りました(涙)

 

☆今回お邪魔したお店

黒酢チキン南蛮定食 たかもとや 小倉東店

☆参考

北九州市道路整備中長期計画(令和2年策定)

北九州市道路整備中長期計画に基づく事業施策一覧表

公共事業再評価(横代南町山手1号線道路改築事業)

G-motty 行政情報(Local Government Information)

 

六連星のぶらり旅 阿蘇扇温泉おおぎ荘(熊本県南小国町)

私事ではありますが、先日に誕生日を迎えまして遂にアラサーに片足を突っ込んでしまいました。
今回はそんな私の一人旅を綴って行こうと思います。

 

田川と東峰村を抜け、まずは腹ごしらえとやってきたのは日田やきそばで有名らしいお店。

ナビにやたら細い路地を通らされました


大分県日田市でB級グルメとして親しまれているこの焼きそばですが、ちょっと脂っこい感じなので人によっては好みが分かれるかも。

 

私は結構好き

 

さて、腹も満たしところで、今回の目的地、「おおぎ荘」へと向かいましょう。
日田市街から山道を一時間ほど走ると黒川温泉街が見えてきますが、今回はそのちょっと手前で地元住民しか使わない様な側道に入り、更に進むと目的の宿の看板を発見。

 


早速チェックインを済ませますが、今回の宿は敷地の一部は携帯の電波が入らないという立地にも関わらずグーグルレビューが星4.5とかなり評判は良いらしく、期待が高まります。

部屋はかなり年季が入っています

 

さて、部屋に案内されて一休みしていると、外から何やら騒がしい。
何事かと外を見てみると、なんと山が燃えているじゃないですか。

 

まじでめっちゃ燃えています。

 

とまあ冗談めかして書いてみましたが、私と同郷の方はお気づきかもしれません。これはいわゆる「野焼き」ですね。

地方民には比較的見慣れた光景です。

とはいえ屋内からこんな間近で見られることは早々ないので中々貴重ではありますが。
いやあ良いものを見せてもらいました。

 

さて、温泉宿に来たからには温泉に入らねばなりません。

ここには家族湯が2つに内湯と露天が男女それぞれ1つ、そして展望露天(混浴)が1つと、宿の規模の割には結構充実しています。

せっかくなので全部入りますが、とりあえずは他の客が居ない間に展望露天に行きましょう。混浴で女性と鉢合わせすると気まずいらしいですからね……(知人談)。

 

やたら段数のある階段をひーこら言いながら登ると、おお、これは中々いい感じじゃないですか、これだけ上方の視界が開けていると日が落ちてからも入れるらしいので星空を見ながらなんて乙な事もできそうです。(この辺りは大気の条件が良ければ天の川すら観察できます)

温泉自体は程よい温度に調節されていて結構大きさもあるのでゆったり入れます。

ただ、シャワーと足ふきマットが無いのはマイナスポイントかも。

 

楽天トラベルHPより

 

あと2つは別の時間に入ったんですが、流れ的にここでご紹介。

・家族湯は小さめの内湯が備え付けられており、大人2人くらいが限度かな。

(後から知ったのですが、もう一つの方はもう少し大きいみたいです)
予約や追加料金は特に必要なく、入り口の立て札が使用中で無ければいつでもOKというありがたいシステム。
私は基本一人旅ですので余り必要とはしませんが、子連れやカップルなんかには良いかもですね。

 

公式HPより
大きめの方の家族湯

 

・男女それぞれの内湯と露天は展望露天よりは小さめ。
内湯は檜風呂なので柔らかい質感でゆったり入れます。露天はよくある岩風呂のやつ。

泉質的には黒川と似た感じ。

 

公式HPより

 

さて、温泉で少しのぼせた身体を休ませているとそろそろ夕食の時間。

おおぎ荘では宿泊とは別棟に食事処があり、各自指定の個室に案内されます。

因みにこの食事処の辺りが携帯の電波が入りにくい場所になっているので注意(私は一瞬LINEが出来る程度に入ったのを除けば、基本的に全く繋がりませんでした)。

提供される食事はヤマメや馬刺しなど地元の食材を使った様々な料理で、これらも中々美味しかったのですが、特筆したいのはお米。

「秋げしき」というこの辺りが産地の品種を自分達で育てて収穫しているらしいのですが、これがびっくりするほど旨い。風味が良く、食感もしっかりとしていて食べごたえがあります。正直これがレビューが高評価の理由なんじゃなかろうかと思ってしまう程美味しかったです。

因みに、どこかで購入出来るかと聞いてみるも残念ながら非売品とのこと。代わりに違う農家さんが作っている秋げしきを購入出来るお店を教えてもらって2kg分を家族へのお土産にしたのはまた別のお話。

 

肝心の米を撮っていないという......

 

閑話休題

 

お腹も膨れたところで、後やることといえば部屋に戻ってつまみ片手にお酒をちびちびやって、眠くなったら布団にダイブ。

自分の好きなようにやれるのは一人旅の醍醐味ですね。

 

普段は飲まない銘柄を買ってみるのも楽しみ

 

さて、夜も明け、太陽が稜線から昇ってくるころに起床し、今回は珍しく付近をお散歩してみることに。

鳥のさえずりとまだ冬の寒さが残る朝の空気……いやーたまにはこういうのも良いですね。

 

昨日の野焼きの痕がはっきりと確認できます

 

小腹も空いてきたところで、ちょうど朝ご飯の時間。

 

朝食は旅館によくある感じのメニュー

 

昨日の秋げしきを再び堪能し、満足気に部屋に戻って小休憩していると、気づけばもうチェックアウトしなければなりません。

一泊お世話になりました。

 

この後はこの辺りの地名になっている満願寺をお参りし、すぐ近くにあるお蕎麦屋さんでぶっかけ蕎麦と天ぷらを頂きました。

 

食べ過ぎたかも......

 

20代もやっと折り返し地点。

これからも仕事にプライベートに色々と頑張っていこうと思います。

 

 

☆今回お邪魔したスポット

ラーメン・やきそば三久

おおぎ荘

立護山満願寺

草太郎