新年最初のプラネタリウム

皆様あけましておめでとうございます。

 

私は年に複数回行く程度にはプラネタリウムが好きなのですが、新年早々、福岡県は北九州市のスペースLABOに行って参りました。

年始最初の営業日ということもあり混んでいましたが、年パス所持+事前予約を済ませていた私は一瞬で受付を済ませて、プラネタリウムへと向かいます。

 

 

今回見る番組は星空さんぽ。

学芸員による45分間の当日の星空の生解説番組です。

公式HPより番組説明(右画像は児童文化科学館時代のポスター)

いやー、ほんとこの番組を残してくれてよかった!!

私は児童文化科学館時代から市のプラネタリウムに通っていたのですが、今回の移転で番組が無くなってしまうことを危惧していました。

というのも最近では高画質のプロジェクターを備え、エンターテイメント性を売りにしている施設が増えており、特定のテーマの解説や10分程度の星空解説+30分の企画番組という編成が中心になっている傾向があるからです。

 

確かに45分間丸々学芸員の解説だけというのはCG映像や音楽をふんだんに使ったものと比べるとエンターテイメント性は低く、最新機材の能力を完全に活かすことは難しいでしょう。

しかしながら、学芸員達が知識と経験でその時々の星空の素晴らしさを伝えてくれるこの番組は、いざ星空を見上げた時に空に広がる煌めきを単なる光点では無く、星の光(starlight)として見せてくれる大切な存在だと思っています。

 

閑話休題

 

五藤光学研究所 ケイロン Ⅲ
肉眼で見える恒星だけでなく、天の川や数々の星雲、星団を精密に投影する能力を持つ

さて、肝心の番組ですが、当日の星空の解説を主軸に、今日見える星座やその歴史、更には天球の星座領域分けについても言及していたのは中々面白かったです。

移転して以来、来場者が増えてしまい中々気軽には行けなくなってしまいましたが、年パスの期限もまだあることですし、今年はちょくちょく行けるといいなぁ......

右上の白い丸は日中に浮かぶ月



☆本日お邪魔したスポット

www.kitakyushuspacelabo.jp