私は所謂ソロキャンパーなのだが、先日玖珠でキャンプをしてきたのでそれについて触れてみようと思う。
今回やって来たのは数年前にオープンした「キャンプ&農園 玖珠の杜」。
元々牧場だった場所をキャンプ場としてリニューアルしたらしく、テントサイトはかなり広い。
受付を済ませ、早速設営を行う。だいぶ慣れたとは言え一人で設営するとそこそこ時間が掛かってしまうのはご愛嬌。
さて、設営も済んだことだし、昼を食べることにしよう。
今回は涼しい時期ということもあり、お寿司を買ってみた。
いや、これは良いかもしれない。暑い時期は用心しておにぎりや冷麺とかにしていたのだが、これは癖になる。
外で食べるお寿司、中々に乙である。
腹も満たしたところで、キャンプ場を見て回ろうと思う。
以下は施設紹介である。
散歩をしたり、本を読んでいたら日も暮れてきたので夕食の準備に取り掛かるとしよう。
今日のメニューはズバリ、鍋である。やはり寒い日は温かいものに限る。
この食材達を鍋に突っ込むだけ。いやー簡単、楽で良いなぁ......
ソロキャンの調理なんてこんなもんである。
うーん、冷えた身体が温まる......
とは言え流石に冷えてきた。こんなときは焚き火ので暖まろう。
さて、空も暗くなってきたところでもう一つの目的を果たそうと思う。
その目的とは、星空観察である。
数年前から天体趣味を齧っている私は、往く先々で星景写真を撮ることをキャンプの醍醐味にしている。
といっても素人に毛が生えた程度なのでクオリティは自慢できるほどのものではないのだが......
特にこの日は月齢が9.7ということもあり、余り良い写真は撮れなかった。
写真にはこのブログのタイトルでもある六連星(プレアデス星団)や火星(一番明るい星)、ぎょしゃ座(火星の左上の五角形)などが写っている。
もう少し粘ればオリオン座やふたご座なんかもはっきり見える様になるのだが、余りの寒さに脚が限界を迎えてしまったので、そそくさと撮影を切り上げて寝袋に入ってしまった。
流石にチノパンでは無理があったかな、などと反省しつつキャンプ場の夜は更けていった。
気付けば日が昇っており、清々しい朝......ではあるのだが、余りの寒さに目覚ましより早く目が覚めてしまった。
暫くすると気温も上がってきた。
腹も空いてきたのでさっさと朝食にしよう。
キャンプをするようになった頃はホットサンドなんかを作っていたものだが、最近は専らこれである。
いやぁ、洗い物が無いってやはり楽なのである。
さて、簡単な朝食を済ませたら撤収である。
幸いにも快晴なので、今回はキャンプ場で道具を乾かしながら片付けていこう。
ソロキャンの道具は小さいのでこういう時に楽なのが良い。
タープ用のポールにロープを貼って物干し竿的使い方をしているが、これが大層便利なのである。(とてもオススメ)
のんびりしながら片付けを終えると、キャンプの〆たる温泉に向かうとしよう。
今回はキャンプ場から車で30分程の場所にある「とろろ乃湯」にお邪魔した。
道中が集落の生活用路地だったので合っているか心配になったが、そこを通り抜けると結構な台数が停まっている駐車場を発見。
中々人気なようだ。
料金(400円)を支払い、いざ入浴!
うーむ、至って普通である。
露天風呂はちょっとぬるめ。内湯は丁度良い湯加減かな。
のぼせてきたところで温泉を後にし、併設する食事処へ。
事前に調べた情報によると、ここは地鶏が有名とのこと。
流石に今から炭火焼きをする元気はなかったので地鶏唐揚げを注文。
さて、お味は如何に。
うん、普通に美味しい。美味しいが、これはちょっと身が硬すぎやしないだろうか。
確かに地鶏の身は硬めではあるが、これはそんなレベルを超えている。
恐らくはただでさえ硬めな地鶏を揚げてしまったのがいけないと思うが、流石に全く噛み切れないのは予想外である。
顎が非常に疲れるが、なんとか完食することが出来た。
大人しく普通の唐揚げにしておくんだったと後悔しても、もう後の祭りである......
☆今回お邪魔したスポット
玖珠の杜
とろろ乃湯